いろいろありすぎて!のブログ

いろいろなことがありすぎて、、、書いて整理してみます! 渡米・自営・結婚・離婚・母の死・子育て・更年期・霊感などなど、生きる力を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。

井戸の神様の話



f:id:iroiroarisugite:20210129101700j:image



 

 

 

〜実際に依頼で視た話を物語風に書いてみました。〜

 

 

井戸を埋めるための許可を井戸の神様にもらう巻

 

 

 

 

むかしむかしの江戸時代頃

 

ある所に

 

若くて可愛い娘さんが居ました。

 

出産をして、可愛い男の子を授かりました。

 

それはそれは、可愛がって、愛情いっぱいに育てていました。

 


f:id:iroiroarisugite:20210117225309j:image

 

ある日、

赤ちゃんを抱っこして、歩いていると、

石が転がっていて、

 

その石に、つまづいて、転んでしまいました!

 

 

 

 

 

 

 

なんと、その時、

 

赤ちゃんが、井戸に落ちてしまったのです!

 

 

 

 

「誰か〜助けて下さい!」

 

「誰か〜助けて下さい!」

 

「誰か〜助けて下さい!」

 

 

お母さんは、泣き叫びました!

 

助けてくれる人を、探し回りました!

 

 

 

だけど、周りには、民家もなく人も居なくて、助けてもらえません。

 

 

お母さんは、井戸から離れることが出来ずに、

三日がたちました。

 

 

お母さんは、衰弱しきって、虫の息でした。

 

 

その頃、やっと、町の人が、お母さんを見付けて、町に連れて帰りました。

 

 

ですが、数日後、お母さんは回復せず、亡くなってしまいました。

 

 

 

そから、ずっと、

何百年も

お母さんは、

井戸の側から離れずに居たんです。

 

 

井戸の側で、ずっと、泣いていたんです。

 

 

井戸の神様は、言いました。

 

 

「わしの事よりも、

この娘を早く何とかしてあげておくれ。」

 

 

「毎日、毎日、

何百年も

切なくて仕方がないのじゃ。」

 

 

 

私は、お母さんに話しかけました。

 

 

 

「もう、赤ちゃんは、天国に居ますよ。

もう、この井戸には、居ないんです。」

 

 

お母さんは、信じてくれません。

泣き続けています。

 

 

 

私は、赤ちゃんに、助けてくれるよう頼みました。

 

 

「どうか、あなたのお母さんを天に呼んで下さい。 お母さんを助けてあげて下さい。」

 

 

しばらくしたら、

赤ちゃんが、幼児の姿で来てくれました。

 

 

「おかあちゃん、僕はここにいるよ。

そこじゃないよ。」

 

 

お母さんは、顔を上げて、男の子を見ました。

 

 

「あ〜〜〜(泣)

そこに居たんだね。

今から、行くね。」

 

 

と言って、天に上がっていきました。

 

 

 

井戸の神様は、お母さんが、成仏するのを見届けて、天に戻られました。

 

 

 

その井戸の供養には、

水晶が5.6kg必要でした。

 

 

今思えば、赤ちゃんの体重だったんでしょうね。

 

 

井戸の神様の愛と

母親の愛を強く感じた一日でした。

 

 

世の中には、目に見えないことがたくさんあります。

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました(*^^*)